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primeNumberを退職し(て)ました

ひっそり書く退職エントリ

目次

3行まとめ

  • 2026/08/31付けでprimeNumberを退職しました (最終出社は7月半ばくらいでした)
  • 2026/09/01から、弁護士ドットコム株式会社でSREとして働いています(Platform & Reliability Engineering部所属, not クラウドサインのSRE)
  • 入社エントリは会社から書けと言われるかもな雰囲気を感じているので、入社に関してはこの記事では触れないこととします🙏

変わらないこと

退職について

primeNumberでは、丸4年、副業期間を含めると4年半ほど働いていました。 当時コロナ禍の転職に迷走していたころにポロっと副業で拾っていただき、会うたびに正社員にお誘いいただいて…という感じで入社させていただいていました。

昔の(ヤフーやめたときの)文章を掘り起こすと、以下のようなことを書いていました。心なしか、文章も若々しい気がしますね。

  • 転職理由は?
    • 今いる組織のリーダー以外のエンジニアとしての仕事ができなくなる危機感
      • Iさんの退職エントリは退職時期が近いのもあり、激しく同意しながら読んでいました。Iさんレベルでもそういうの抱くのか…という気持ちも。
    • 副業開始当初からめっちゃ誘われており、必要とされてるところで働くのは良さそう
    • 一生で一回くらい上場を目指すスタートアップで働いてみるの面白そう
    • 特ボによるブーストには勝てないけど、おちんぎんも同額程度はもらえる + ストックオプションたのむ…

troccoのSREの副業として拾ってもらいました (Offersで)副業でSREって一体…とは思っていましたが、何でもやります!と言ってたのもあり機能開発から運用改善、コストカットまでこの半年で色々やらせてもらいました。5行くらいの修正で月数十万くらいコストを減らせた(ことが可視化される)ことや、業種横断でワイワイ仕事しているところ、Screwdriverと同様に主に開発者向けのツールであるところは面白いな〜って思っています。

ちなみに、特ボは僕が退職してからまともに出たことがないらしく、後任のリーダーに据えてきた後輩に会うたびに文句を言われてます。ごめんね。

なんかヤフーの退職エントリのような気持ちになってきたので、話をprimeNumberに戻します。 上記の転職理由と一部被りますが、当時思っていたやりたいこととしては以下のような感じでしょうか。

  1. 自分の経験が再現性あるか
  2. AWSやるぞ、データエンジニアリングとかもやるぞ
  3. 自分の手の届く範囲(≒ SREチーム)で「バスに乗せる人」(ビジョナリー・カンパニー2より)を自ら選ぶ、をやってみたい
  4. 上場を目指すスタートアップでSREとして貢献するぞ

それぞれふりかえってみます。

ふりかえり

自分の経験が再現性あるか

これは個人的にはOK/NG両面あった気がします。

ザ・SREみたいなところだとポストモーテム・On-Call・SLOまわりはそれなりにちゃんとできたかな〜と思っています。組織が大きいと全社的に、というのがかなり難しそうなので、2桁台の小さいうちにこれらの文化をアップデートできたというのは幸運だったかもしれません。

1人目の専任SREがポストモーテム文化を改善したらエンジニア以外にも広まり、他部門との連携も強化された話|Hiroki Takatsuka2022年7月に primeNumber に入社した、1人目の専任 SRE の高塚 (@tk3fftk) です🙏 primeNumber が開発する trocco® のSREチームは現在、CTOの鈴木さん (@kekekenta) と自分、業務委託の方数名で日々さまざまな改善を行っています。 入社して半年以上経ち、行ってきた改善をふりかえりを行いがてら、記事を書いてみることにしました。 この記…note.com · https://note.com/tk3fftk/n/n241612789742 仕組み化とドキュメンテーションで CTO の1人 "Always On-Call" 状態をなんとかするはじめに 株式会社primeNumber で データマネジメントを支援するSaaS TROCCO と COMETA の SRE をやっている髙塚 (@tk3fftk) です。 SRE Magazine 第5号はインシデントとか On-Call ネタが多そうな雰囲気を感じたので乗っかって On-Call 改善ネタを書いてみます。 TL;DR CTO の1人 Always On-Call 状態をなん…sre-magazine.net · https://sre-magazine.net/articles/5/tk3fftk/

SLO…は良い感じの外部公開系のものは無かったけど、開発リソース・お金的なコスト・提供するパフォーマンス、のバランスを取るのにそれなりにうまく運用というか、活用できてたんじゃないかな〜と。
一方で、プロダクト全体の共通言語にする、みたいなところだったり、SLOベースのアラートでシステムアラートを賄う、みたいなところまでは達成できなかったので、今後のpN SREチームに期待しています!(雑)

ヤフーではスクラムを頑張っていたつもりだったので、当時スクラムをやっていたpNでもやるぞ + サポートするぞ、という気持ちでしたが、これはあまりうまくいかず。スクラムの考え方は好きなので、機会があればまたちゃんとやりたいですね。なんか意地で地味に資格の維持に金を定期的に払っているという…

マネージャーとしては、どうなんだろう、会社の制度上、皆さんのおちんぎんを知り得なかったので、そこの方向からは少なくとも定量的には測れないんだよな… 「tktkが嫌なので辞めます」という方もいなかったは、ず…
社員メンバー(≒厳密な被マネジメント者)がのべ3人と少なかったので、マネジメントをやってたという感覚もヤフー時代より薄かったです。

業務委託・副業の皆さんはそれなりに多く、MAXで6名くらいのタイミングはありましたが、いわゆるマネジメントではないような感じも。
とはいえ、「コミュニケーション疎になりがちだから少なくとも自分とは週一で話しましょう!」とか、「記事書きましょう」「CfP一緒に出しましょう!」みたいなのとかはありました。後者は、そういうのをやってくれる人が幸運にも何人もいてくれたので、GOGO!と言うだけのお仕事だった気もします。あと、業務委託の皆さんを交えてのチームの飲み会は、周りから結構多いと言われていた気がします。

変わり種だとマインドフルネス(メタ認知)とコーチングですが、マインドフルネスに関しては以下のように全7回のワークショップを開催しました。刺さる人には刺さっていたので、ちょっとでも人生に役立ててもらえれば幸いです🙏 求められればまたやりたいので、お声かけお待ちしています!
(裏話というほどではないですが、会の前日は毎回妻に練習に付き合ってもらっていました)

オフィスでもできる! 心が整う“心の筋トレ”マインドフルネス体験会をエンジニア主導で開催しました - primeNumber’s Owned Mediaこんにちは、primeNumberです! primeNumberのオフィスには人工芝を敷いたエリアや掘りごたつなどが用意されたオープンスペースがあり、月に1回の社内飲み会「TGIF」のほかにも、読書会や勉強会などの自主イベントが開催されています。こうした自主イベントは、人事をはじめとする役職や部門にこだわらず、さまざまなメンバーが企画しています。 そんな自主イベントとして定期的に開催されているの…lounge.primenumber.com · https://lounge.primenumber.com/entry/n/n9538986c78a1

コーチングは入社初期に1人の方とだけやらせてもらってましたが、その方が退職されてからは特に活動できていません。コーチングも機会があればまたやりたいので、興味ある方いればお声かけお待ちしています!!

AWSやるぞ、データエンジニアリングとかもやるぞ

AWSに関しては、使ってる部分に関してはそれなりに自ずと…という肌感ではありましたが、使ってないサービスが無限にあるのでまあ、、、という感触です。外の世界に出る前にAWSの資格は取ってましたが、役立ったか?という話は以下に書いてみているので、万が一進路に悩んでいるような方がこの記事を読んでいれば、よければ見てみてください。

AWSの資格って役に立つの?AWS入門のためのAWS体験話。だから私はAWS。 - connpass https://nishinomiya.connpass.com/event/383249/speakerdeck.com · https://speakerdeck.com/tk3fftk/awsnozi-ge-tuteyi-nili-tuno?slide=10

EKSに関しては、利用規模(起動Pod数とか?)は少なくともAWSさん曰く日本上位に入るらしかったです。
とはいえ、GPUを使うとかサービスメッシュを構築するとかみたいな複雑な使い方はしておらず、シンプルにジョブ実行基盤としてもりっと使ってた印象なのでk8sの最近?の新機能とかエコシステム周りはあんまり追わ(え)なくなりました。現職でもk8sはほぼ使われていないので、そのまま忘れ去ってしまいそう。おうちk8sでも再開するか…

データエンジニアリングに関しては「全くやったことない人よりは…」というくらいでしょうか。
Screwdriver(CI/CD)のときもそうでしたが、ただ作る側に回るだけではそのドメインに詳しくなれるわけではないのは再認識しました。

社内のデータエンジニアのみなさんがやってる勉強会に混ぜてもらったり、Google CloudのProfessional Data Engineerを取ってみたりはしたものの、実際データパイプライン組んだり運用してみたり、みたいなことをしないとわかんないな〜という感じでした。

最後の方になって、SREチームでFinOpsやるぞ、という段になってちょっとまともに「実際データパイプライン組んだり運用してみたり」の部分をチームで達成できました。この話は自分とkaitaさんが勉強会で話しています。
FinOpsってただのコスト削減とか可視化とかだけじゃないんだよ(もちろん含むけど)、というのはもうちょっと声を大きくしていきたいですね…!

TROCCOで始めるクラウドコストを民主化するためのFinOpsゆるSRE勉強会 #16 - connpass https://yuru-sre.connpass.com/event/388731/speakerdeck.com · https://speakerdeck.com/tk3fftk/troccodeshi-merukuraudokosutowomin-zhu-hua-surutamenofinops 【FinOps】データドリブンな意思決定を目指してThe SRE Backlog: 蔵出し事例共有会 https://layerx.connpass.com/event/394351/speakerdeck.com · https://speakerdeck.com/z63d/finops-detadoribunnayi-si-jue-ding-womu-zhi-site

自分の手の届く範囲(≒ SREチーム)で「バスに乗せる人」(ビジョナリー・カンパニー2より)を自ら選ぶ、をやってみたい

転職時点ではマネージャーではなくICだったので、ここは後付けに近い部分ですね。 ちょうど「ICとマネジメントをいったりきたりするのもいいぞ!」という記事(どなたの記事かは忘れた)を読んでなるほど〜と思っていたタイミングだったような気もします。ちなみに入社半年くらいでマネージャーに戻され(?)ました。 そのあと読んだ、エレガントパズルには「プレイングマネージャーは基本的には悪手だが、プレイングマネージャーでないと価値を発揮できない人もいる(意訳)」的なことも書かれており、耳が痛くなった記憶もあります。

バスに乗せる人を自ら選ぶ、の部分ですが、現実はやはりそこまでできる立場もパワーもなかったので、採用関連でこんな感じのことをしたよ、というくらいです。

  • ヤフーの時の先輩後輩のつながりで声かけて、副業・業務委託に入っていただけたのが3人
  • のべ3ポジション分(Product SRE, Security, Corporate SRE)の採用にがっつり関わり、2つのSREポジションについてはスカウトうつ部分以外と予定調整以外はやってた
  • 会社のものとは別に、チームのVision/Missionを定めてた (これは結構カジュアル面談で好評いただいてました)

とはいえ自分の後に入ってくれたのは結局3人だけでしたが… 採用難易度高すぎポジションでした。

上場を目指すスタートアップでSREとして貢献するぞ

まだ上場してないので、上場をゴールとするなら未達となるためなんとも言えませんが、それなりに貢献したんじゃないでしょうか、しらんけど

おわりに

上記のことは、自分一人の力ではなく、一緒に働いてくださった皆さんと取り組んだり、議論させてもらって実施できたことでした。社内向け退職エントリにも書いたつもりではありますが、改めて感謝申し上げます🙇‍♂️

ふりかえりだけ書いて、退職理由とか転職理由とかを一切書いていないことに気づきましたが、もし気になったら飲み会かDMで聞いてください…

退職には関係のない最近のtktkトピック

を書こうとしましたが、長くなってきたのでまたの機会に。。